苔のモコモコの迷宮をさまよう:エルドフロイン【アイスランド情報】


モコモコの柔らかそうな苔が約565立方キロメートルにもわたって溶岩台地一面を覆っている、南アイスランドのドラマチックな景色の中でも特に不思議な雰囲気が漂っています。溶岩台地は国土の約80%を占めています。

今はのどかな景色が広がっていますが、1783年から1784年の8ヵ月にわたり、隣接するラキ火山とグリムスヴォトン火山が相次いで噴火し、およそ14km3もの玄武岩質溶岩と火山灰を含む有毒ガスが土壌を汚染しました。その悲惨さから当時は「炎の溶岩」という名に。この国家最大の悲劇で、アイスランドの家畜の約半数が死に、全人口の20%が亡くなりました。

散策するとまるで苔の迷宮に迷い込んだかのよう。苔はデリケートで一度破壊されてしまうと元になるまで長い年月がかかります。不必要に踏み荒らさないよう、優しく接してあげてください。








スカンジナビアエクスプレス
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