キフヌ島の民族文化に触れる【エストニア情報】


バルト海リガ湾に浮かぶキフヌ島は、島民僅か500人の小さな町です。男性のほとんどが船乗りで、女性は留守を守りながら、家事や子育て、牛の世話、農作業となんでもこなします。伝統衣装の赤い縞模様のスカートをはき、昔ながらの習慣や文化を大切にしている女性たちは、逞しく、頼りになる存在です。女性たちがこの島で守ってきた歌や踊りなどの文化は、2003年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

クルトと呼ばれる伝統的な縞模様のスカートは、若いうちは喜びを表す赤が多いですが、年を重ねると悲しみも増えるので、青や黒など寒色系のスカートになります。結婚式には明るい色を、葬式には暗い色と、場所や状況に応じてスカートを変えるようです。島の女性は、冬の期間に生地を織り、自分でスカートを作るそうですよ。

キフヌ島では、かつて学校だった建物を利用して、1974年にキフヌ博物館がオープンしました。キフヌに暮らす人々の生活道具や衣装、家具などが展示されています。アザラシ漁や農作業、家畜の世話、機織りなど、島の仕事をパネルや映像でも紹介。島出身のナイーブ派画家の作品も見ることができます。







スカンジナビアエクスプレス
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